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過敏性腸症候群(IBS)

IBSとはどんな病気?

過敏性腸症候群とは下痢や便秘などの便通異常をともなう腹痛や腹部不快感が慢性的に繰り返される病気です。通常の腹痛などとは違い、試験前や大事な会議などによるストレスが原因で起こる症状です。

IBSの主な症状

便秘と下痢を交互に繰り返すのが、過敏性腸症候群の特徴です。病気の原因として、背景に精神的な問題(学校や会社にいくなどの義務を果たすことがつらくなっているなど)を抱えている場合が多くみられます。症状を抑えることも大切ですが、それらのストレスの原因の解決を図ることが最も重要です。

当院でのIBSの治療方法

過敏性腸症候群の症状を抑えるための専用の薬がありますので、それを処方いたします。また、行動療法(苦手な状況になれていただく練習や訓練のようなもの)を用いて、ストレスを感じる状況自体に耐性をつけていただくことが大切です。

ご来院いただいた後の注意点

症状が治まり、今までストレスを感じていた状況に対して自信がつくまで薬をきっちりと続ける事が大切です。症状は直線的に良くならず、良くなったり悪くなったりを繰り返すことが多いので、それに振り回されて一喜一憂しないことも重要です。